世界のシェフと中学生が田舎寿司づくり
- Kenichi Yasuda
- 3月4日
- 読了時間: 2分
更新日:3月6日
このほど、高知市土佐山の中学校で、田舎寿司をつくるイベントが催されました。
田舎寿司とは、ミョウガやこんにゃく、山菜、たけのこ、鮎などを使う、高知山間部で生まれた素朴で滋味あふれる郷土料理。
海のものは使いませんが、彩り豊かで、工夫の凝らされた味わいはまさに山里のごちそうです。

今回の参加者の国籍は、日本だけでなく、アメリカ、イギリス、イタリア、ブラジルと実に国際色豊か。
海外で活躍するシェフを講師に迎え、料理人や日本食に興味のある方が高知で食材の産地をめぐり、日本食を学ぶというツアーの中で開催されたイベントでした。
今回、田舎寿司づくりの講師を務めたのは、高知市にあるRKC調理製菓専門学校の常任顧問であり、「土佐寿司を盛り上げる会」の代表でもある三谷英子さんと、高知県出身でマイアミ在住の調理師・YouTuberの寺田弘行さんです。

地元の中学生と外国のシェフたちが一緒に調理。年齢も出身も幅広いメンバーの交流は、とても楽しいものとなりました。

KOCHI,THE GIFTをプロデュースしているScratch株式会社も協賛で参加。倉知(下の写真・右)が柚子Tシャツをお持ちしました。高知特産の柚子イラスト、喜んでいただけたようです。
(こちらの柚子Tシャツはオンラインストアでも販売しております)



ツアーでは、田舎寿司に使ったミョウガを育てているミョウガ農家さんのハウスも見学したとのこと。鰹のたたきや土佐巻き(鰹に海苔を巻いたもの)、ラーメンなどもつくったそうですよ。海のものも農産物も豊富な、高知ならではの日本食ツアー。その中でのあたたかく意義深いひと時でした。
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